未経験から2週間で簿記3級合格を独学で目指す!効率的な学習法と成果を出すポイントを解説【第0回】

その1

未経験から2週間で簿記3級合格を独学で目指す!効率的な学習法と成果を出すポイントを解説

こんにちは、亜加衣と申します。簿記3級は、比較的取得しやすく、多くの学生や社会人に人気のある資格試験です。

このブログでは、現役理系大学生である私が大学の春休みの2週間で、独学で簿記3級を取得する過程を紹介していきます。

試験内容や勉強法などについて解説し、簿記に関する知識がなくても効率的な試験対策ができるようになるでしょう。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

日商簿記とは?

日商簿記は日本商工会議所が実施する簿記の資格試験で、初級から上級まで3つのレベルがあります。3級は初級レベルで、基本的な知識や技能が身につきます。

筆記試験と実技試験で構成され、経理や財務、会計の仕事に就く際に役立ちます。個人でも自己資産管理や副業の開始に役立つ資格で、3級と2級はネット試験を好きな日程で全国の試験センターで受けることができます。

就職に有利なスキルを身につけることができるため人気が高いです。今回は日商簿記3級について取り上げます。

日商簿記3級の出題範囲

日商簿記3級の試験範囲は、会社がお金をどう管理しているかや、お金の動きを記録する方法を学ぶものです。

出題範囲内容
簿記の基礎知識簿記の目的、原則、会計帳簿の種類など
仕訳帳と伝票仕訳帳や伝票の種類や作成方法
総勘定元帳と試算総勘定元帳とは何か、試算表の作成方法や意義
損益計算書と貸借対照表損益計算書や貸借対照表の作成方法や意義
現金出納帳現金出納帳の作成方法、現金出納事務の処理方法
売掛・買掛帳売掛・買掛帳の作成方法、取引先別の残高管理方法
仕入・販売の取引仕入や販売の取引に関する計算方法、会計処理の手続き
給与計算給与計算に必要な基礎知識、計算方法、手続き
法人税・消費税法人税や消費税の基本知識、計算方法、申告手続き
事業の設立と解散事業の設立や解散に関する基本的な知識、手続き

簿記3級の試験内容

簿記3級の試験は、全60問で構成されています。試験時間は90分間で、合格基準は正答率が60%以上となっています。試験内容は以下の通りです。

試験内容配点
第1問「仕分問題」45点
第2問「帳簿記入」「勘定記入」など20点
第3問「決済整理済みの総合問題」35点
計100点

試験時間は60分ということもあり、1問あたりの平均回答時間は1分半程度となります。正答率が70%以上であれば合格となります。

合格率は40~60%程度ですが、相対評価ではなく絶対評価での判定なので7割以上を安定して取れるように学習していきましょう。また簿記3級は簿記の土台となる基礎的な部分なので満点を取れるように勉強していくことが今後2級、1級と取っていくことに繋がるでしょう。

また試験では電卓を使用することができます。

勉強時間2週間で合格するためのスケジュール

今回私は2週間で合格するために以下のようなスケジュールを建てました。

スケジュールはあくまでも私自身の例であり、自分に合った勉強法やペースで進めることが大切です。

2週間の勉強スケジュール

勉強時間は1日当たり3~5時間にしています。

日付学習内容
1日目簿記の基礎
商品売買
現金預金
2日目復習
手形及び電子記録債権
有形固定資産
3日目復習
未収入金・未払金
貸付金・借入金
前払金・前受金
4日目復習
立替金・預り金
仮払金・仮受金
受取商品券
差入保証金
5日目復習
純資産
収益費用
帳簿(主要簿)
6日目復習
帳簿(補助簿)
7日目6日間の総復習
8日目残りの範囲の確認
決算とは
貸倒引当金
減価償却費
9日目復習
売上原価の算定
消費税
法人税等
10日目復習
前払費用・未払費用
前受収益・未収収益
その他の決算整理仕訳
11日目復習
貸借対照表と損益計算書
精算表
伝票会計
Day 12総復習、問題演習
Day 13過去問演習
Day 14過去問演習、予備日

まとめ

今回は日商簿記3級についての説明と、2週間で合格するためのスケジュールなどをお伝えしました。次回からは、今回ご紹介したスケジュールに沿って学習を進め、合格への道を歩んでいきたいと思います。ブログをご覧いただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました